お知らせ

松崎News

2024年9月4日-001号

秋の夜長に・・

台風一過

朝晩は 過ごしやすい日が 増えてきました

空の青さも 夏から秋の色へと 変化したようです

 

先日 影絵を見てきました

影絵を見る機会は なかなかないですが

映し出されたシルエットだけで 森や 街の 雰囲気が出て 魅力的でした

 

『赤ずきん』『 3匹のこぶた』のお話しと聞いて 行ったのですが

赤ずきんの話しは おばあさんに化けた狼を

赤ずきんちゃんが パンチやキックで 撃退する話に変わっていました

これは演者さんが 自分の娘には 人の助けばかりを頼りにするのではなく

自分で 戦ってほしいという思いが 込められているのだそうです

 

一時 昔ばなしの結末が 悪者の狼や狸が殺されたりするのは

可哀そうだとか 悪影響とか・・

みんな仲良くなって めでたし めでたしに 変更された時期がありました

 

昔ばなしには「こんなことをしてはいけません」という

教訓が 含まれているものがあったり

今の生活習慣とは異なり 分かりづらいものが あったりします

 

それでも昔からの言い伝えや その時代を思い描きながら

お話しの世界に入っていくのも 大切なことだと思います

 

昔ばなしでも 現代の作家の絵本でも

物語を聞いて 自分の中で想像を膨らませて 話しの続きを考えて 期待する

そんなキラキラした 子どもたちの姿が

秋の夜長に 増えるといいですね